小児救命救急センター

診療・運営体制

中国地方初の小児救命救急センターです。
小児救急の入り口である小児救急医療支援病院(地域小児科センター)と連携し,下記の運営方針の下,重篤な小児患者の集約化を担っていきます。
 
【運営方針】
1)超急性期の小児患者の24時間受け入れ
2)超急性期に引き続き,急性期の高度・専門的医療を提供するための連携の構築
3)急性期の集中治療・専門的医療を担う人材の育成

センター長
笠原 真悟

診療内容・特色

生まれつき心臓に病気をもったお子さんに対する治療は世界的にも有名ですが,重症敗血症,急性脳症,重篤な呼吸障害,他施設で対応が困難な重篤小児などにも対応しています。
高度救命救急センターと連携により,小児領域の急性中毒、重症熱傷,多発外傷にも対応可能であり,2024年4月からはドクターカー運用に伴い,病院前の小児患者対応だけでなく,重篤なお子さん(補助循環中も含む)の患者搬送(ヘリ搬送含む)が可能となりました。また,小児医療センターとの連携により,内科系・外科系にとどまらず,こころの診療や遺伝カウセリングを包括した幅広い領域の医療提供することが可能です。
 
   
 

2023年の診療実績

  件数
小児重篤患者の受け入れ数 332
うち重症搬送件数 106
小児手術件数 873
心臓血管外科 302
移植手術 17
その他 554