岡山大学 法学部

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公共法講座

  • 伊藤 健
  • 石原 佳代子
  • 福重 さと子
  • 田代 滉貴
  • 塩谷 毅
  • 一原 亜貴子
  • 原田 和往
  • 小塚 真啓


  • 伊藤 健

    専任講師
    伊藤 健 いとう たけし
    憲法
    憲法訴訟論、違憲審査基準論、救済法
    【研究業績はこちら】
    連絡先:

    憲法は、中学や高校の公民科目で学習されるので、比較的身近な法といえると思います。しかし、大学の法学部で学修することになる憲法学は、中学や高校で学習してきたことを前提としながらも、条文や歴史を単に暗記するものではありません。主として、どのようにすれば裁判の中で憲法上の権利は認められるのかや、裁判所が示した判決の理由づけは説得的かなどについて考えることになります。その際には、権利侵害があると主張する側と権利侵害はないと主張する側が鋭く対立しますので、それらをどのような枠組みに則って調整し、判断を下していくべきかということが重要な問題の1つとなります。そのため、私は、裁判所がどのようにして憲法判断を下すべきなのかについて研究しています。講義では、そのような観点から憲法問題を検討していきたいと思います。



    coming soon

    専任講師
    石原 佳代子 いしはら かよこ
    憲法
    二院制、選挙制度、代表制、政党
    【研究業績はこちら】
    連絡先:

    社会の中で、それぞれ異なる人々がどのように共に生活していくのか、そのためにどのような制度が設けられるべきかということに関心があり、法学部を目指しました。現在は、多様で曖昧な個人の考えや感情の中から、どのように「民意」をすくい上げるのかということに関心を持ち、議会や選挙の仕組み、政党などについて研究を進めています。 憲法というレンズを通して社会の様々な出来事について多角的に考えてみる機会を持っていただけるような授業を展開できればと思っております。学生の皆さんがご自身の関心や疑問に思ったことをのびのびと思う存分探求できる大学生活を送っていただけるよう、サポートさせていただきます。



    福重さと子

    教授
    福重 さと子 ふくしげ さとこ
    行政法
    研究領域:行政法
    【研究業績はこちら】
    連絡先:fukushiges◎okayama-u.ac.jp

    大学4年間は、忙しくあっという間だと思いますが、少しでも時間を見つけて、 自分の興味のもてそうな科目をみつけて、掘り下げてみて欲しいと思います。



    tashiro

    准教授
    田代 滉貴 たしろ こうき
    行政法
    公私協働、参加
    【研究業績はこちら】
    連絡先:ktashiro◎okayama-u.ac.jp

    社会をよりよく変革していくためには、国や地方公共団体、民間企業、NPO、そして市民といった様々なアクターが、自らの知恵や資源を持ち寄り、(各々の損得勘定を腹に据えつつも)互いに力を合わせることが不可欠です。私は、都市法分野や農業法分野を主たるフィールドとして、上記の各アクターが円滑に協力関係を構築するためにはどのようなルールが必要か、ということについて、研究しています。授業では、「手堅さ」「わかりやすさ」を意識しながら、皆さんに行政法の楽しさをお伝えできればと考えています。



    shiotani

    教授
    塩谷 毅 しおたに たけし
    刑法
    被害者の承諾と自己答責性、生命倫理と刑法
    【研究業績はこちら】
    連絡先: shiotani◎cc.okayama-u.ac.jp

    刑法学は「罪と罰」に関する学問です。その中で,私は「犯罪成立要件との関わりで,一定の被害者態度がどのような意義をもつか」ということを中心に研究を進めています。また,近年議論の盛んな「安楽死・尊厳死」や「脳死と臓器移植」など,「生命倫理と刑法との関わり」の問題にも強い関心を持っています。講義では、重要な判例を中心に具体的事例を念頭において,「構成要件論」「違法論」「責任論」「未遂論」「共犯論」などの各論点を丁寧に検討していきたいと思います。



    ichihara

    教授
    一原 亜貴子 いちはら あきこ
    刑法
    責任論、営業秘密の刑事法的保護
    【研究業績はこちら】
    連絡先:

    人は違法行為を行っても、これに対して「責任」がなければ処罰されることはありません。私は、「責任」とは行為者と国家或いは社会との負担分配の一場面である、との視点の下で、どのような事情があれば行為者の「責任」が否定され得るのか、ということを研究しています。講義では、刑法上の重要な論点を順次取り上げながら、それぞれの問題を体系的に結びつけて理解してもらえるような説明を心掛けていきます。



    harada

    教授
    原田 和往 はらだ かずゆき
    刑事訴訟法
    公訴時効,迅速な裁判を受ける権利
    【研究業績はこちら】
    連絡先: harad-k◎cc.okayama-u.ac.jp

    刑法が,どのような場合に犯罪が成立し国家に刑罰権が認められるか,ということについての要件を明らかにするのに対し,刑事訴訟法は,その要件が充たされた場合に,具体的に刑を科すための手続について定めています。「結論」に至るプロセス(=「手続」)というものは,「結論」自体が妥当な場合であっても,それ自体重要な意義を持っています。が,それにとどまらず,「結論」自体の妥当性を容易に判断する方法がない場合には,「手続」の妥当性というものが「結論」の妥当性に代わりうるほどに,「手続」というものは重要な意義を持っています(例,試験の合否判定(結論),授業への参加態度(手続))。この「手続」それ自体が持つ重要性を学ぶことが,どのような進路を選択するかにかかわらず,法学部において刑事訴訟法というものを学ぶ意義のひとつであると思います。



    小塚真啓

    教授
    小塚 真啓 こづか まさひろ
    税法
    所得課税
    【研究業績はこちら】
    連絡先:kozuka◎cc.okayama-u.ac.jp

    所得税・法人税などの所得課税制度を対象として,理論的根拠やあるべき姿を明らかにすることを目標に,アメリカ法との比較法研究も交え,研究を進めています。また,法と経済学(ファイナンス理論,ゲーム理論など)や情報工学などの知見を,税法研究に応用することにも興味を持っています。