国立大学法人 岡山大学

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空手道部が悲願達成!全国国公立大学空手道選手権大会で54年ぶりの優勝

2024年12月04日

 11月24日に大阪大学吹田キャンパスにて開催された「第45回全国国公立大学空手道選手権大会」に本学空手道部が出場し、男子団体組手で優勝に輝きました!本大会での優勝は54年ぶり、4度目のことであり、上位入賞は38年ぶりのことです。昨年のベスト8という結果からさらに躍進しました。
 本大会には全国の国公立大学48校が出場し、トーナメント戦による団体戦を行いました。同部は、昨年敗れた大阪大学に決勝で勝利し、見事優勝をつかみ取りました。また、本大会は同部73期の引退試合であったため、部員にとって、より一層思いのこもった大会となりました。
 昨年の悔しい思いをバネに、部員が一丸となって練習に励み、優勝をつかみ取った空手道部。今後の活躍にも期待しましょう!

【選手コメント】
●野川大哉(工学部4年)
「去年阪大に負けてベスト8で悔しい思いをしたので、次は絶対に優勝するという思いでこの1年間を過ごしてきました。自分にとっては20年間やってきた空手の最後の大会だったので、何があっても優勝したい気持ちが強かったです。みんなで優勝することだけを考えて死ぬ気で練習しました。自分だけでなく、メンバーみんなが絶対優勝するという気持ちで試合に臨んでくれたおかげで優勝できたと思います。当日は誰かがミスをしても他でカバーし合い、チームで勝ち上がることができました。メンバーだけでなく、他の部員が大きな声を出して応援してくれたのもとても力になりました。たくさんの仲間に恵まれた自分は本当に幸せ者だと思います。最高のメンバーと最後の空手をともにできて本当に良かったです」

●竹原愛結(教育学部4年)
「今回の大会は、私たち73期にとっては引退試合であったため、この大会にかける熱量もかなり大きかったです。普段の練習だけでは十分でないと感じたため、時間をとって自主練をしていましたが、同じように自主練に来た他の部員に会うと、部活全体としてこの大会にかける思いの強さを実感しました。大会では目に見える結果が残せず、他の選手のレベルの高さを感じましたが、練習どおりに落ち着いて形を打つことができ、後悔はありません。また、男子団体組手の試合では、優勝を目指し、声を張り上げて声援を送る部員と、次々と勝ち進んでいく選手たちの様子から、『一体感』ってこういうことなんだなと強く感じました。見事優勝を果たしたときには、涙がとまりませんでした。男子団体組手のみんな、優勝おめでとう!アドバイスをし合いながら一緒に練習したり、励ましの言葉をくれたり、気持ちを高め合ったりした仲間たちには、本当に感謝しています。最高の引退試合になりました!」

●松崎勇磨(工学部4年)
「私はこの部活に入り、約10年ぶりに空手に復帰しました。最初は思うように体が動かず何度も心が折れそうになりました。しかし、周りの支えや日々の練習、さらに自主練の成果もあり、徐々に強くなっている実感が湧くようになりました。この全国国公立という最後の大会で優勝する気持ちはどこの大学よりも強かったと感じます。メンバー全員で声をかけ合いながら、目標に向かって本気で練習してきました。そして当日、怪我しているメンバーも多数いた中、チームでカバーし、チームで勝ち取った優勝だと思います。仲間を信じているからこそ、心強く、精一杯戦うことができました。応援も含めて本当に最高のチームだと感じました。4歳から始めた空手もこれで最後だと思うと寂しいですが、このメンバーと最後に優勝して引退できて本当に幸せです」


【本件問い合わせ先】
学務部学生支援課
TEL:086-251-7179

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