10月14日に島根県出雲市で開催された「第36回出雲全日本大学選抜駅伝競走」に本学陸上競技部が初出場しました!本大会は、全国の八百万の神々が集う出雲大社をスタート地点とし、出雲ドームまでの6区間、計45.1㎞を21チームが駆け抜けました。
1区では、大会前に「少しでも長く岡山大学のユニフォームを中継に映したいです」と話していた石鍋颯一さん(歯学部4年)が、集団の先頭で走る場面がありました。また、5区を走った赤澤京弥さん(工学部3年)は、関東の大学の選手に食い込む区間10位という結果を残し、5区・6区で順位を1つずつ押し上げ、総合17位でゴールしました。
沿道では、応援に駆け付けた本学の応援団総部應援団と応援団総部吹奏楽団が童謡の桃太郎などの演奏に合わせて選手たちにエールを送ったほか、大勢の陸上競技部員や地元の卒業生なども各所で選手たちを応援しました。さらに、本大会に向けて実施したクラウドファンディングの返礼品である岡大応援スポーツタオルを掲げて声援を送る方々の姿もあり、選手たちの力となっていました。
「13位以内」、「国立大学最上位」という目標には届きませんでしたが、ゴール地点には充実した彼らの笑顔があり、OB・OGや本大会に向けて実施したクラウドファンディングの支援者の方々などに勇気と感動を届けました。創部75周年という記念すべき年に出雲駅伝への初出場を果たした岡山大学陸上競技部。11月3日には、全日本駅伝にも初出場します。選手たちは、今年度のスローガンである「全国の常連へ」に向かって、今後も走り続けます!
現在、全日本駅伝へ向けたクラウドファンディング第2弾を実施していますので、ご支援のほどよろしくお願いします。
<選手コメント>
●長距離パート主将・福永伸之介さん(教育学部3年)
「沿道からの声援が選手の力になりました。大会後も多くの方々からメッセージをいただき、応援されるチームになっていることを感じており、主将としてこのチームのことを誇りに思います。活動を通して得ることのできた皆さまとのご縁を大切にし、これからも岡山大学が活躍する姿をお届けできるよう励みます。温かい応援をくださり、ありがとうございました」
●1区・石鍋颯一さん(歯学部4年)
「大学生7年目にしてようやく辿り着いた出雲駅伝。もう一度夢を見せてくれた仲間たち、多大なる支援をしてくださったOB・OG、そしてファンの方々があってこその出雲駅伝でした。最高に楽しかったです」
●2区・日名子泰明さん(医学部2年)
「メンバーの実力が拮抗(きっこう)するなかで出走させていただいた経験は、自分の中のみで消化していいものではありません。チームを引っ張っていくという自覚を持ち、競技に取り組みます。結果としては、大舞台で力を発揮できず、悔しいものとなりましたが、5.8kmの間、声援が途切れることなく、これが出雲なんだと心から思えた時間でした」
●3区・木戸颯さん(工学部2年)
「各大学のエースたちの発する緊張感に押しつぶされそうになっていましたが、1区の石鍋さんの走りを中継で見て、『もうやるしかない!』という思いに変わりました。今まで経験したことのない熱い応援が励みになりました。納得のいく結果とはなりませんでしたが、必ず来年の出場権をつかみ取り、今年より良い成績を残したいです」
●4区・岩崎亮太さん(医学部5年)
「クラウドファンディングの返礼品のタオルを沿道で掲げて応援してくださる方々がいらっしゃり、たくさんの支援者の皆さまから力をいただいて出場できていることに感謝と喜びをかみ締めながら走れました。個人として悔しい結果となったため、全日本駅伝に向けて気持ちを切り替え、チームの力になれるように練習に励みます」
●5区・赤澤京弥さん(工学部3年)
「今シーズンは上り調子であり、関東の大学のエース級の選手たちと競い合うことを楽しみにしていましたが、当日まで体調が優れず、チームの目標を最優先に考えて、当日に区間変更をしてもらいました。実際に走ってみてまだまだ力不足を感じたので、11月の全日本駅伝では更なる活躍をお見せできるように頑張ります」
●6区・旭隼佑さん(環境生命自然科学研究科2年)
「テレビの中の存在だった出雲駅伝で、選手として走った10.2kmは夢のような時間でした。このステージに来ることができたのは、皆さまのご支援、応援のおかげです。伊勢路も爆走してきます!」
【岡山大学の結果】
総合17位 2時間21分1秒
1区 石鍋颯一 区間18位
2区 日名子泰明 区間19位
3区 木戸颯 区間17位
4区 岩崎亮太 区間19位
5区 赤澤京弥 区間10位
6区 旭隼佑 区間13位
【本件問い合わせ先】
学務部学生支援課
Tel:086-251-7179
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2024年10月28日