3月18日、フルブライト奨学生でスタンフォード大学のグローバル人材育成プログラム（SPICE）の講師を務めるナタリー・モンテシノさんが、那須保友学長と国際共修に関する意見交換を行いました。モンテシノさんは、2021年度、岡山大学「米国務省重要言語奨学金（CLS）プログラム」に参加し、2021年度アメリカ・フルブライト奨学生として大学院社会文化科学研究科の研究生となり、岡山県各地の市民参画を分析し、論文を公表しました。
　モンテシノさんは、令和6年度グローバル人材育成事業“Stanford e-Minamata”の講師として、熊本県立水俣高等学校で環境共生のまちづくりを紹介し、3月15日の閉校式に併せ、本学に来校しました。モンテシノさんは、地域の経験をグローバルな視野で考える大切さを述べました。
　那須学長は、岡山大学文部科学省「大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業」に採択され、ESD・SDGsを柱にした共修プログラムの実施を進めており、モンテシノさんとの連携を呼びかけました。那須学長は「岡山大学で成長した留学生とともに、本学の研究・教育の発展を実現したい」と述べました。

○関連情報
スタンフォード大学国際・異文化教育プログラム（SPICE）

○参考情報
フルブライト奨学生のナタリー・モンテシノさんが学長を訪問（2022年9月21日）
ナタリー・モンテシノ, 岩淵泰（2024）『留学生が考える日本のまちづくり』、アーバン・アドバンス (81) pp．46-53.


【本件問い合わせ先】
研究・イノベーション共創機構
准教授　岩淵　泰
TEL:086-251-8541