本学、岡山経済同友会、岡山県で組織するダイバーシティ推進実行委員会おかやま(会長:寺澤孝文・学術研究院教育学域教授)が募集した「子から親へのエール論文2024」の受賞者が決定し、1月17日に岡山県庁にて表彰式・懇談会が開催されました。
論文は、高校生や大学生が、親が仕事と家庭を両立しようとする際に起きる具体的なエピソードを踏まえ、自身の意識や行動の変容、社会への提言を交えて、普段なかなか伝えることのできない親への感謝の思いを書きつづったものです。岡山県内のみならず全国から、心を打つ多くの作品が寄せられました。応募総数51件の中から、岡山大学長賞、岡山経済同友会代表幹事賞、岡山県知事賞が、大学生の部、高校生の部でそれぞれ1作品ずつ、計6作品が選ばれました。
表彰式には、各賞を受賞した大学生、高校生6人が出席。表彰状と副賞の授与に続き、寺澤会長の司会進行で懇談会が行われました。受賞者は、論文を執筆した経緯や親への思い、執筆後の心境の変化などを語りました。上坊勝則副知事、梶谷俊介代表幹事からは自身の経験等を振り返りながら、受賞者へのエールが送られました。また、本学の狩野光伸副理事(SDGs・ダイバーシティ&インクルージョン担当)からは「辛い経験をした人は、同じ経験をした人の力になれるのではないかと思う。そういった経験を語るのは、難しいこともあるが、皆さんは勇気をもって言える人たち。今の経験を生かして、同じような経験をしている人たちの力になってほしい」と熱いエールが送られました。会は終始和やかな雰囲気の中で進行し、受賞者にとっても貴重な機会となった様子でした。
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【本件問い合せ先】
総務・企画部人事課ダイバーシティ推進室
TEL:086-251-7011
「子から親へのエール論文2024」の表彰式を開催
2025年02月06日