本学は11月24日、株式会社エル・ティー・エスと共同で、大学発スタートアップの創出に向けて、研究者と経営人材のマッチングを図るためのワークショップを岡山大学附属図書館で開催し、本学から5人、岡山理科大学から2人の研究者7人と経営人材10人、オブザーバー5人の計22人が参加しました。
このワークショップは、同社が今年度採択された新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「大学発スタートアップにおける経営人材確保支援事業(Management Personnel Matching program: MPM)」に基づいて実施する「Palette」プロジェクトの一環として実施したもので、研究者と専門的な経営スキルや市場理解を有する経営人材を結び付けることで、研究者が持つ先端技術や研究成果の事業化プロセスを加速することを目的としています。
当日は、エニアグラムファシリテーターの大島直彰氏を講師として、座学と実践的なグループワークを実施しました。
座学では、チームビルディングの重要性やエニアグラム心理学を活用したタイプ別の行動特性について学び、グループワークではグループに分かれて協働の実践を行い、研究者と経営人材の互いの強みを活かす方法を体験しました。
ワークショップは、研究者と経営人材が実際に顔を合わせ、協力の可能性を探る貴重な機会として、新たなスタートアップの創出や価値ある研究の社会実装に向けた第一歩となりました。
岡山大学は今後も、大学研究シーズの事業化を図り、地域や国際社会におけるイノベーション創出に尽力していきます。
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大学発スタートアップの創出に向け、研究者と経営人材のマッチングワークショップを開催
2024年11月26日