本学の鈴木孝義副学長(国際・同窓会担当)が機構長を務める国立六大学国際連携機構では、10月24日、国立六大学連携コンソーシアム(千葉大学、新潟大学、金沢大学、岡山大学、長崎大学、熊本大学)と台北大学連盟(台北医学大学、国立台北科技大学、国立台北大学、国立台湾海洋大学)との共催により、今回のホスト大学である国立台湾海洋大学のキャンパスで、両コンソーシアム間の研究交流の促進とネットワークの強化を目的として、ジョイントシンポジウムを開催しました。シンポジウムは会場と日本・台湾をオンラインでもつないでハイブリッド形式で行われ、会場には多くの研究者・学生が集まりました。
国立六大学連携コンソーシアムと台北大学連盟とは2020年6月に国際交流協定を締結。2021年12月に両コンソーシアムの初めての協力事業として第1回ジョイントシンポジウムをオンラインで開催して以降、毎年継続して実施しており、今年で第4回を迎えました。
シンポジウムの冒頭では、国立台湾海洋大学の許泰文学長に続いて、出席した鈴木副学長が国立六大学連携コンソーシアムを代表してあいさつし、10大学の研究者らの参加を歓迎しました。
今回のシンポジウムには国立六大学連携コンソーシアムと台北大学連盟の加盟大学から10人の研究者がプレゼンターとして参加し、Global Sustainability and Green TechnologiesとFuture Trends in Healthcare and Biotechnologyの2つのセッションで、プレゼンテーションと意見交換が行われました。本学からはFuture Trends in Healthcare and Biotechnologyのセッションにヘルスシステム統合科学学域の二見淳一郎教授が登壇。”Immune Monitoring & Profiling Technology for Precision Medicine”をテーマにプレゼンテーションを行いました。
これまでの交流を礎に、本学及び国立六大学国際連携機構は今後も、両コンソーシアム間の国際交流を促進していきます。
○国立六大学連携コンソーシアム
国立六大学が、自主自立を尊重しつつ連携して、教育・学術研究・社会貢献等の機能を一層強化し、グローバル社会をリードする人材育成の推進と学術研究を高度化することを目的として、平成25年3月に設立されました。
○国立六大学国際連携機構
国立六大学連携コンソーシアムに設置された、国立六大学間の国際的活動の連携・協力を推進する機構。本学の鈴木孝義副学長(国際・同窓会担当)が機構長を務めています。
【本件問い合わせ先】
国際部国際企画課
TEL:086-251-7036
国立六大学連携コンソーシアムと台北大学連盟による第4回ジョイントシンポジウムをハイブリッド形式で開催
2024年11月15日