本学は10月18日、オンラインで中国現地と国立六大学(千葉大学、新潟大学、金沢大学、岡山大学、長崎大学、熊本大学)をつなぎ、「第十回岡山杯日本語スピーチコンテスト」を開催しました。
本スピーチコンテストは中国東北三省(黒竜江省・吉林省・遼寧省)の大学で日本語を学習する学生への支援と、日中の大学の連携強化を狙いとして、国立六大学国際連携機構、在瀋陽日本国総領事館、日本学術振興会北京研究連絡センターの協力を得て開催しました。オンラインでの実施にあたっては、東北師範大学(中国・吉林省長春市)の学生ボランティアや職員が、中国現地で運営をサポートしました。
コンテストでは、動画による第一次審査で選抜されたスピーチ部門4人、朗読部門6人の計10人の学生がオンラインで参加した東北三省及び国立六大学の聴衆の前で発表を行い、審査委員は、在瀋陽日本国総領事館の浜田隆総領事の他、本学の鈴木孝義副学長(国際・同窓会担当)、国立六大学から出席した教員らが担当しました。
厳正な審査の結果、スピーチ部門の最優秀賞に大連外国語大学の易思雨(エキシウ)さん、朗読部門の最優秀賞に大連外国語大学の孫東旭(ソントウキョク)さんが選ばれ、表彰を行いました。また、特別賞として在瀋陽日本国総領事館から総領事賞に、大連理工大学の甄理(ケンリ)さんが選ばれました。
本学は今後も、中国東北地区の大学との約40年に及ぶ交流に基づき、岡山大学および国立六大学と中国の大学との学術交流を促進し、日中友好の架け橋となる人材を育成していきます。
○国立六大学国際連携機構
国立六大学連携コンソーシアムに設置された、国立六大学間の国際的活動の連携・協力を推進する機構。本学の鈴木孝義副学長(国際・同窓会担当)が機構長を務めています。
〇国立六大学連携コンソーシアム
国立六大学が、自主自立を尊重しつつ連携して、教育・学術研究・社会貢献等の機能を一層強化し、グローバル社会をリードする人材育成の推進と学術研究を高度化することを目的として、2013年3月に設立されました。
【本件問い合わせ先】
国際部国際企画課
TEL:086-251-7036
「第十回岡山杯日本語スピーチコンテスト」をオンラインで開催
2024年10月30日