国立大学法人 岡山大学

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岡山大学教育学部附属幼稚園・小学校が合同避難訓練を実施

2024年07月04日

 梅雨の晴れ間の7月3日に、岡山大学教育学部附属幼稚園・小学校の合同避難訓練を行いました。
 このたびの避難訓練は、東山キャンパスの近くを流れる旭川(一級河川)の水位が上昇し、氾濫の危険性が高まっているとの想定で実施。幼稚園児100人は1階平屋建ての園舎を離れ、南側に隣接する小学校校舎2階の会議室へ避難しました。また、小学校児童592人は、初めての試みで全員小学校屋上へ避難しました。
 園児、児童は、やや緊張した面持ちでしたが、放送や教師の指示を聞いて、静かに素早く安全に避難することができました。
 小学校では給食の時間に、小林紀彦副校長先生から「今日の避難訓練の振り返り」として、校内放送で平成30年7月豪雨(西日本豪雨)の浸水被害の様子、東山キャンパスのハザードマップによる浸水想定水位(3m~5m)が校舎の2階まで達すること、災害対策の基本である「自助」について、どのような事態においても「自分の命は自分で守る」という備えが必要であることを学びました。
 東山キャンパスには、防災士の資格取得者を2人配置し、教職員の防災意識向上にも努めています。今回の避難訓練でも、体育館に備蓄している非常食を校舎へ運ぶ役割の指示を的確に行うなどして、非常時に備えました。


【本件問合わせ先】
教育学部附属小学校
事務室 阿部 秀樹
TEL:086-272-0201

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