国立大学法人 岡山大学

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「岡山リビングラボ」オープンイノベーションプログラム(O2IP)第29回 ~コネクテッドビークルを活用したウェルビーイング関連サービス・製品アイデア~

【日時】2025年4月24日(木)14:30~17:00(14:00開場)

【開催形式】対面のみ

【会場】岡山大学津島キャンパス 共創イノベーションラボ棟5階会場(岡山市北区津島3-1-1)

【オープンイノベーションプログラムの概要】
 地域内外の企業、自治体や大学の関係者、地域住民など多様な参加者が地域の課題解決にむけたテーマについて自由に討議し、革新的なサービス・商品のアイデア等を創出することを目指します。
 検討テーマを提示する共催団体(大手企業等)にとっては、イノベーションに必要となるユニークなアイデアや技術を持った企業や研究者の探索・発見に役立ちます。一方、プログラムに参加する地元企業や研究者、学生、地域住民などの方々にとっては、大手企業のイノベーションに向けた取り組みの一環を知ることができるだけでなく、大手企業等の協力を得ながら、お持ちの技術や研究シーズ、課題認識等を新たなサービス・商品として具体化し全国展開するチャンスが生まれます。

【今回の検討テーマについて】
 今回共催いただくマツダ株式会社は「工業で社会に貢献する」という志の下、1920年に広島で創業された自動車メーカーです。カーボンニュートラルをはじめとしたサステナビリティに貢献する技術革新とブランド価値経営による事業運営を時代に合わせて適応させることにより、社会に「走る歓び」と「生きる歓び」を提供することを目指しています。
 近年、AIやIoT関連技術の進展に伴い、車両自体が情報通信端末の機能を持った次世代自動車「コネクテッドビークル」が急速に普及しています。コネクテッドビークルは車やドライバー、道路状況等の情報を収集・分析・活用することが可能であり、渋滞解消や中山間地域等での無人配車などさまざまな社会課題の解決に貢献することが期待されています。コネクテッドビークルは自動車メーカーのビジネスモデルそのものを変えてしまう可能性もあります。国内外の大手自動車メーカーでは外部IT関連企業のノウハウや技術等を活用し、多種多様なコネクテッドサービスを提供しています。こうした中、マツダのコネクテッドサービスは、重大な事故や故障等に直面した際にも安全・安心につながる24時間体制のサポートを行っているほか、カーライフをもっと楽しく、便利で快適になるようさまざまな機能を開発・提供しています。
 今回のワークショップでは、マツダのコネクテッドビークルの取り組みについて説明いただいたのち、コネクテッドビークルを活用してウェルビーイングにつながるようなサービス・製品のアイデアについて、参加者全員で検討します。アイデア検討に際しては、参加者の皆さまがお持ちの知見やリソースをコネクテッドビークルに組み合わせるなど、自由に発想し検討いただきたいと存じます。多様な関係者との連携を通じて革新的なサービス・商品を創出したいと思われている企業の方をはじめ、テーマに関心を持たれる大学生、高校生、地域住民、自治体関係者等、さまざまな方々のご参加をお待ちしております。

【対象者】
テーマに関心をお持ちの方であれば、どなたでも参加可能です。申し込み多数の場合は先着80人に限らせていただきます。

【申込方法】
申し込みフォームにアクセスし、申し込みを行ってください(申込締切:2025年4月23日(水)17:00)。

【プレゼンター】※敬称略
マツダ株式会社 技術研究所 次世代人間中心システム研究部門
統括研究長 本田 正徳
首席研究員 武田 雄策

【主催】
岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科(岡山リビングラボ)

【共催】
マツダ株式会社、おかやまデジタルイノベーション創出プラットフォーム(OI-Start)、一般社団法人 中国経済連合会

【次第】
① 趣旨説明、オリエンテーション(14:30~14:35)
② テーマに関する共催企業プレゼン・デモンストレーション(14:35~15:15)
③ アイデアの方向性等説明(15:15~15:20)
④ テーマについてのグループディスカッション(15:20~16:30)
⑤ グループごとの事業アイデア発表・講評(16:30~17:00)

【留意事項】
※今回のプログラムにおける事業アイデア(知的財産権)については、参加者全員に帰属します。ただし、今後の事業化に際しては、関係者間で必要な契約等を締結することを想定しています。

本件担当

学術研究院ヘルスシステム統合科学学域
准教授(特任) 志水武史
Email: shimizu.takeshi◎okayama-u.ac.jp
    ※@を◎に置き換えています。