国際教育と文化交流の場であるL-Caféが、コロナ禍で困窮している留学生に食糧を支援するため、教職員から寄付を募り、11月2日、4日に学生に配布しました。
7月~8月に大学が実施した「コロナ禍における岡山大学私費留学生の実態調査」では、80%以上の回答者が経済的な困難に面しており、経済的支援を求めていることが分かりました。留学生の中には、「私の国はコロナ感染が日本よりも深刻で、家族のことがとても心配。でも岡山大学で絶対に私の目標を成し遂げます」と話す学生もいます。
アンケートを受け、L-Caféでは、学内の教職員に、自宅の食糧の寄付を呼び掛けたところ、乾物、麺類、お米など約300点以上の寄付が集まりました。寄付された食糧は、11月2日に、津島キャンパスで約60人に、4日に鹿田キャンパスで約40人の留学生に配布されました。集まった留学生たちは、教職員からの寄付に感謝し、嬉しそうに帰りました。学生たちは、「こんなに沢山もらえるとは思っていなかったのでうれしい」と話していました。
L-Caféでは、過去にも教職員に冬のコートの寄付を呼びかけるなど、教職員の協力で留学生の支援を行ってきました。今後も、教職員と協力し、留学生の学びと生活をサポートしていきます。
【本件問い合わせ先】
L-Café
TEL:086-251-7313
教職員がコロナ禍で困窮する留学生に食糧支援
2020年11月05日