岡山大学 農学部

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【プレスリリース】カフェインの殺虫効果を実証~飲んだ昆虫は死ぬ~

2025年02月10日

 岡山大学大学院環境生命自然科学研究科博士後期課程2年(国費留学生)のShine Shane Naing大学院生(ミャンマー)と岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域の宮竹貴久教授らは、ヒロズキンバエ(ハエ目)を材料として、カフェインを砂糖水に混ぜて飲ませ、寿命・活動量・脂質の変化などへの影響を調べました。実験の結果、0.5パーセント以上のカフェインを含んだ砂糖水を飲ませると7日以内で死滅することがわかり、使い方次第では実用的な殺虫効果が期待できます。カフェインはミツバチの記憶精度をあげる効果があることがわかっていましたが、殺虫効果については曖昧でした。またカフェインの過剰摂取はヒトにも有害な影響のあることがわかっていますが、昆虫にも過剰摂取は致命的であることが明らかとなり、基礎と応用でさらなる研究が必要であることがわかりました。この研究成果は2月10日午前10時(日本時間)、Springerの日本応用動物昆虫学会誌「Applied Entomology and Zoology」にオンライン掲載されます。

詳細は下記リンク先をご覧ください。

参照リンク

https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id1350.html

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